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岡崎コレクション Presented by 青経連
Okazaki collection by SEI KEI REN

企業インタビューページは、青経連と岡崎女子短期大学による産学共同事業です。
岡崎女子短期大学生が青経連加盟の各企業を取材し、学生の視点で発見した各企業の魅力を発信するページです。

企業インタビュー

東海フーズ株式会社
 内田 昌志 様

365日 毎朝手作り中 「美味しい!」に トコトンこだわるお弁当屋さん

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<会社について教えてください。>


会社の歴史について教えてください。


僕で三代目になります。
祖父が昭和27年(1952年)に創業し、今年で65年目になります。


会社が創業に至るまでの経緯を教えてください。


元々うちの祖父が、豊田市で今で言うコンビニみたいなことやっていたんです。日用品とか野菜や魚も売っていたりというような何でもあるようなお店です。そんな中、岡崎市で魚屋さんをやってくれる人を探している方がいらして、その方から岡崎に来て魚売らない?と言われて魚屋を始めたらしいです。



魚屋さんから今のお弁当屋さんにはどういう感じで転換されたのですか?


父親の代の時に、公害の影響で「海のものを食べると公害に汚染されちゃう」という風評被害があったらしいのです。昔はネットとかも無く、情報も無いから海のものを食べると汚染されちゃうみたいだ!みたいになって魚を仕入れてもまったく売れないっていう状況になってしまいました。そんな中、うちの母親は料理がすごく得意で、実家が農家なので野菜はいっぱいある。じゃあ売れない魚を私が煮て煮魚にし、野菜とお米も実家から持って来て、それを弁当にして売ろうっていうのが始まりだそうです。


創業当時、苦労されたことは風評被害の他にもありますか?


創業当時ではないのですが、昔はコンビニとかスーパーっていう業態が世の中には無かったのです。魚は魚屋さん、野菜は八百屋さんで買うっていう時代で。その頃、ウチのお店は東岡崎にあって、近くに今で言う大型スーパーがドーンってできたのです。そこに行くと何でもあるから、みんなそこに行っちゃてぜんぜん魚を買いに来てくれなかったみたいです。それですごく売り上げが落ちてしまったりだとか、そういうのが大変だったというのを先代から聞きます。


売り上げが落ちてしまったときはどの様に対策をされたのですか?


その頃は、魚屋&お弁当屋みたいになってきていました。魚が売れなくなった分、お弁当で売り上げを確保するというような感じでした。最終的には父親の代で魚屋を廃業して、お弁当屋さんに業態変更することで売り上げを回復させるっていうことをしました。

つづいて、経営理念がありましたら教えてください。


ウチは「美味しい!に、とことんこだわる会社」です。文字通り「美味しい!」にとことんこだわっています。味だけじゃなくて、衛生面やサービスも「美味しい!」の要素の一つと捉えて、その辺りもかなりこだわっています。


会社の名前の由来はありますか?


お弁当屋さんとして新規参入する時に、何だか聞いたことあるような気がする、まるで昔から営業しているかのように思ってもらえるよう、ワザとどこにでもあるような名前をつけたらしいです。


それでは現在どのような仕事をなされていますか?大まかで良いので教えていただきたいです。


配達専門のお弁当屋さんです。日配のお弁当といって月契約していただいているお客様に毎日お弁当をお届けするサービスをメインに、イベントとかにお持ちする仕出し弁当、デイサービスの老人介護食、子供向け託児所の児童食。変わったところでは、企業さんの餅つきイベントに食材をお持ちするなんて事もやったりします。もう何でもやりますね!


お弁当の種類はどのくらいありますか?


お弁当は、日替わりの物が一種類。仕出弁当は100種類とか…もっとあるかも知れません。お客様の好みにあわせて作るので種類は無限にあります。

今取り組んでいる新しい商品やサービスはありますか。


新しいサービスは特にありません。ですが、何も変わっていないという事ではないんです。お弁当自体は同じ商品でも、常に“ブラッシュアップ”しているからです。今までと作り方を少し変えたり、季節の食材を取り入れたり、いま街で流行っているメニューを入れています。“お弁当”という大きな意味でのカテゴリーやサービスは変わりませんが、商品は常に進化させています。


取引のお客様は主にどのような分野の方々ですか。


基本的には企業さんです。なので、98%はB to B(会社と会社の取引)です。たまにB to C(会社と消費者*私たち*の取引)もありますよ。


お客様はなぜ御社に依頼をするのだと思いますか。


いろいろ要素は考えられますが、一番は“美味しいから”だと思います。あとは、様々な要望に対しフレキシブルに対応できるので使い勝手が良いところですかね。


他の会社とは〝ここが違う〟というところを教えてください。


まず、味が違う!ウチが一番だと思います。それと、お弁当の見ためが華やかな所ですね。もちろん、サービスも一流です。


ライバルの会社はありますか。


商売は競争なので、全ての会社がライバルです。
最近では特に、お弁当と言えばコンビニですね。後は“みんなのお母さん”。家庭の味って今までずっと食べているけど、皆さん飽きませんよね?これはとても凄いことで、好きなお店や好きなメニューも毎日食べていると飽きてしまいます。それはウチの会社も同じで、どれだけ美味しくても最終的にはウチの会社に注文していること自体に飽きてしまうんです。なので“みんなのお母さん”はライバルですね。


学生の意見を取り入れるとしたらどのようなことですか。


学生さんに人気のメニューや、好きなお弁当のおかずを教えてくれると取り入れられるかなと思いますね。


お母さんは料理が上手だとおっしゃっていましたが、その中からお弁当に入れたいと思うものはありますか?


煮魚かな。やっぱり魚屋のお嫁さんだけあって、生臭くなりやすいサバの煮付けも
本当に臭みが無く、ふっくらと煮上がっているんですよ。メニューの中に「お母さんのサバの味噌煮」とあるのですが、“昔ながらの“といった意味と同時に、“母親が作るサバの味噌煮”という意味も込めています。

ご自身の経歴について教えてください。


中学卒業後は、地元の工業高校に進学しました。「繊維工学科」という激レアな学科で、日本に一つか二つしか無い学科。まるで、ドラマ「ごくせん」のようなヤンチャな人達が集まる学校でした(笑)。卒業後は栄養士の専門学校に進学。卒業後は栄養士として働くのかと思いきや、「働く」という意味がわからずフリーターに。ですが、このままではダメだと感じ、26歳の時に大手の給食企業に栄養士として就職しました。その後、結婚を機に転職し、フードコートを運営している会社に就職、店長を経てエリアマネージャーをしていました。


これまでの仕事で今の仕事につながっていると感じた仕事はどのようなものですか


フリーター時代に働かせてもらっていた個人経営の喫茶店です。個人店ならではの仕事の仕方を通し「商売の基本」を学ばせていただきました。今でも、会社経営の指針にしています。


今後の夢について教えてください。


一つは、当家の商売屋の歴史は僕の代で終えようと思っているのです。だから、有終の美が飾れるように最後まで売り上げをきちんと上げ、規模を維持し、会社としてのゴールを迎えたいと思っています。まだまだ、だいぶ先の話ですが(笑)。
もう一つは、昔からの夢である大判焼き屋さんになりたいと思っています。すごく美味しい大判焼きを作る自信があるので、いつか商売としてやってみたいですね。大判焼きにはあんこと一緒に、夢が詰まっていると思うんです。


いつ頃から始めようと思っているのですか?


出来れば7年以内には大判焼き屋さんを始めたいと思っています。
もしかしたら、お弁当屋さんもしながらやるかもしれないですが(笑)


職場の雰囲気

東海フーズの職場は、私たちが訪問した際はすでに大体の仕事が終わってしまった後だったので実際の雰囲気は分からないのですが、パートさんと社長さんがお話をしている様子からアットホームで和気藹々とした雰囲気が感じられました。
また、作ったお弁当もスタッフ全員で食べて「やっぱり美味しいよね!」というお話などもしているようで、皆さん本当に自社のお弁当が大好きなんだなと思いました。
東海フーズさん、取材に快くお受けいただき誠にありがとうございました
この会社とスタッフの方たちだからこそ作れるお弁当なのだなと実感しました
これから益々のご躍進に期待いたします

働き甲斐

働いている方々の働き甲斐は「美味しいいお弁当を作って幸せになること」と思います。

将来性

日々お弁当に改良を重ね、常にブラッシュアップさせています。また、自分たちの会社が一番だという思いがスタッフ全員にあるので、日々成長できるのだなと感じました。チームワークと強い想いで、将来今よりももっと美味しいお弁当を生み出すと期待できます。

東海フーズさん、取材に快くお受けいただき誠にありがとうございました
この会社とスタッフの方たちだからこそ作れるお弁当なのだなと実感しました
これから益々のご躍進に期待いたします

齋藤朱音
杉山知子
出口綾乃
橋口真希

企業情報

企業名

東海フーズ株式会社

代表者名

所在地

〒444-0802
愛知県岡崎市美合町字呑地5-24

TEL

0564-54-7070

FAX

0564-54-6783
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