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岡崎コレクション Presented by 青経連
Okazaki collection by SEI KEI REN

企業インタビューページは、青経連と岡崎女子短期大学による産学共同事業です。
岡崎女子短期大学生が青経連加盟の各企業を取材し、学生の視点で発見した各企業の魅力を発信するページです。

企業インタビュー

株式会社江山自動車
代表取締役 江山清 様

車の販売・整備、保険で、あなたのライフプランのお手伝いを致します。-社員一同でお客様安心度100%のおもてなし。

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以前資料を拝見した際、ご両親が創業したと聞きましたが、この事業を始めたきっかけはありますか?



昭和42年12月に江山自動車販売として開業しました。父も母も貧しい家庭環境で育ってきたため、とにかく自分たちで起業して成功したいという強い思いがあったと聞いています。



親が自営業の方は、自分の夢のために仕事を継ぐ、継がない人がいますが、なぜここで仕事をしようと思ったのですか?



僕は車の仕事をやってみたい、または保険の仕事をやってみたいという強い意識はありませんでしたが、長男ですし、小さなころから父親、母親の背中を見て育っているので、自然と将来はこの事業を継ぐんだろうなあ。と昔から思っていました。


この仕事を始める前に、今の仕事以外にもやってみたいと思った仕事がありますか?



教師とかやってみたいなと思いました。


それでもこの仕事を継ごうと?



現実、世の中のいろいろなことが分かると、長男という立場でいずれ継ぐのであれば、早めにこの道で仕事をしたほうがいいのでは?と思いました。



この会社の経営理念は何ですか?



経営理念は大きく掲げているものは正直ありません。ただ、どこの会社でも同じだと思いますが、常日頃から、お客様のためにはどんなことでも一生懸命対応させていただくこと、お客様が喜んでいただけることを真剣に考えて、本気で取り組んでいくことを心がけています。



江山自動車さんの特徴を教えてください。



弊社の特徴としては、自動車販売と整備、そして保険業務にも力をいれていることだと思います。自動車販売においては、オールメーカーの取り扱いが可能です。弊社の窓口にて複数メーカーのお車を比較検討していただけること。整備においては、車検、点検、鈑金、カーアクセサリーの取付け等メンテナンスに関しても自社整備工場にて対応させていただけること。保険業務につきましては、損保2社、生保7社と委託契約をすることにより幅広く、お客様のニーズに対応できるようご提案が可能です。



保険は事故時のための車の保険ですよね?



そうですね。割合としては自動車保険の割合が非常に多いですが、自動車保険以外にも病気や怪我をしたときの生命保険や傷害保険、または、建物や家財道具を守る為の火災保険、最近では、業務中の賠償事故を補償する賠償責任保険の取り扱いも増えてきています。



保険関係を担当される方は、やはり専門的に保険を学んだりしているのですか?



たとえば、車を売るには、基本的に資格は要りません。また、整備をするには、整備士という資格はありますが、実は整備の資格がなくても、整備はできます。でも、保険を取り扱うには、必ず資格が必要です。保険は、事前に資格試験を受けて合格後、保険会社に募集人登録を行い保険会社の許可をへてからでないと募集行為はできません。



こちらで働いている従業員の方たちは、ほとんどそういう資格を?



全員取得しています。



やはり、高度な資格を持っているほど、難しい仕事が可能になるのですか?



高度というか、幅広く取り扱いが可能になります。あとは、お客様のニーズにあう保険は何か?をしっかりと考えて提案できる力を養うか?多くの経験が大きな力になると思います。また、代理店の資格によってコミッションも変わってきますので、ハイレベルな資格の保有と堅実な事務手続き、当然契約件数も求められています。

最近おすすめの保険はありますか?



難しい話になりますが、自動車保険の割合が非常に多いので、自動車保険の場合、お勧めというよりも、車に乗る人は必ず加入しないといけないと思います。万が一の場合を考えると、相手の為、自分の為、そしてお互いの家族の為にも絶対にお勧めしたいと思います。 弊社の場合は、自動車保険以外にも、総合代理店として幅広く保険を取り扱うことができます。 車も買えて、整備もできて、保険も提案できる。 車を通して、ご縁を頂いたお客さんが、家族が増えたからファミリーカーが欲しい。または、家族のために生命保険に入りたい。老後のために貯蓄をしたい。お客様の人生においてより身近な存在としてお役に立てることが弊社の存在価値につながると思います。



お客様はどのくらいいますか?



2000人位かと思います。



お客様はどの年代が多いですか?



実はそういう統計を取ったことはないけれども、20代の若いお客さんよりも、30代、40代、50代の、30代以上のお客さんのほうが多いと思います。


会社に対する思いや信念、信条はありますか?



『正しくきっちりと仕事をすること』 お客様の求めているものに100%までは言わないけど、やっぱりそれに近い、サービスを提供していけるよう真剣に本気で取り組むかことができればいいのかなって思っています。よく社員には言いますが、お客様のかゆい所に手が届く、細かいところを、うちはやっていかないと、お客様に弊社を選んでいただくことはできないと思います。そういうことをやっていくには常日頃から、手を抜くことなくきっちりと仕事をしていかないと、いざというときに対応できないと思っています。社員全員の意識として持つことが大事なんですよね。



対応する人によって、偏りがないということですか?



そうですね。 やっぱり経験も違えば、人それぞれの性格もあるし、これはすごく難しいところだと思うんですね。 組織が大きくなればなるほど、そういった思いというのは、統一しにくいと思います。まだ弊社は、大きくないし社員の人数がたくさんいる会社じゃないんで、そこは今いる社員に対してしっかりと求めたい部分ですね。



この仕事をしていて、印象に残った仕事とか、よかったことはありますか?



僕が印象に残っているのは、4件の死亡事故の示談を経験したこと。いずれも弊社のお客様が亡くなってはいないですが、同乗者や相手の方が亡くなっています。 4件のうち2件が平成10年8月の1カ月の間に発生しました。 平成10年の8月の一件の事故は、18歳の免許証をとったばかりの男性が知人女性を助手席に乗せて、スピードの出しすぎで対向車と正面衝突。後続車の運転手の方が、救急車の手配と同時に当社にも連絡をくれました。 僕はすぐに搬送先の病院に救急車より先に到着しました。しばらくして男性二人、女性一人が搬送されてきました。しばらくするとお客様のご両親も病院に駆けつけてきました。何時間か病院で待機していたのですが、夜の11時ごろだったと思いますが同乗者の女性が亡くなったと病院の方から報告がありました。そのとき加害者のお母様が崩れるように意識を失ってしまいました。亡くなったっていうことを聞いて、自分の息子がすごいことをしちゃったってね。 後に被害者のご両親にも示談のために保険会社とともに何回も何十回も相手の自宅に足を運び時間はかかりましたが最終的には示談書にご印鑑を頂くことができました。また、加害者側が支払う賠償金を当社に貯蓄性の高い保険商品として預けていただけました。結果的に示談交渉を通じてその示談に取り組む姿を見て、被害者のご両親にこちらの思いがしっかりと伝わった。信用していただけた。ということがありました。 すごく印象に残って、10年15年たっても、頭から全く離れないです。



ここの仕事は自分にとって、どんなものですか?



なるべくしてなったと思っています。 今の自分の仕事に対しては、お客様が困っているときに手助けできることに対しての仕事のやりがいはありますよね。 そういう面では、今の仕事はすごくお客様のために貢献できる仕事だなあっていうのはすごく感じます。 それがしっかりとした売上につながって、社員も同じような思いでやってくれて、お客様が幸せになってくれる手助けができて、売上があがって、社員が幸せになってくれればそれが一番良いことかなって思います。



これからこの会社をどのようにしていきたいか、将来のイメージはありますか?



まずは、実は私が今45ですけどね、最近思うことは、創業たとえば100年とか200年とか続いている会社はすごいと思います。その事業を継承する難しさっていうのはすごく感じますね。なので、やっぱり具体的にじゃあ売上をいくらにしたいとか、そういう具体的なものよりは・・まぁ私も息子がいるので、自分の息子がたとえばこの事業を継ぎたいと思ったときに、安心して継がせられるような会社にしたいです。 まぁ、ひょっとしたら息子は継がなくて、違う者が継ぐかもしれない。でも、継ぎたいな、もしくはこの事業をやってみたいなと思う会社にしていきたいです。それには僕はやっぱり、土台っていうかね、外からの見た目だけではなく、やっぱり中身をきちっとやっておかないとそれは無理だと思います。



では、学生に向けて、学生のうちにやっておいたほうがいいことを、何かあったら教えてください。



学生だからできることっていろいろありますよね。それがまぁいいことか悪いことかは別にして、学生だからできることをいろんなことを経験しておくことはいいと思う。たとえば、バイクが好きなものなら日本一周してみるとかね、旅行が好きならいろんなところへ行ってみるとか、学生だからできる経験をとにかくいっぱいしたほうがいいと思う。あとはやっぱり、友達をたくさん作っておいたほうがいいと思う。 自分自身を振り返ってみると、僕も整備士の専門学校へ2年間通いましたが、資格を取るためのそういった学校って忙しいですよね。国家試験が3月に卒業してすぐだったので、その中でも学生時代にしかできなかったようなその時間的な余裕と、お金の余裕はなかったけどね。だけどやっぱり気持の余裕があるうちにいろんなことをして経験したほうがいいと思いますね。



最後になりますが、会社のPRをお願いします。



車のことと保険のことはすべて任せてください。大きなディーラーも含めて自動車屋さんもたくさんあると思いますが、ひとつひとつのことをきっちりとやらさせていただけるように努力はしてるので、それはお客様には見えない部分ですけどね、顧客管理にしても、個人情報のセキュリティーに関してもそうだし、絶対に間違いが起きないやりかたを常に考えながらやってることが、お客様に見えないウチの強みであると思うので、安心して是非、当社江山自動車にご縁をいただけるといいな、と思います。


~経営のことだけではなく、将来の車選びについても参考になる話しを色々聞けて勉強になりました。ありがとうございます。~

インタビュアー:経営実務科2年城處、小林
撮影:小林
原稿担当者:城處

企業情報

企業名

株式会社江山自動車

代表者名

江山 清

所在地

〒444-0076
愛知県岡崎市井田町字4丁目41番地

TEL

0564-22-6784

FAX

0564-24-7041
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